1. 汎用小型集塵機CGU-250-FBについて
弊社では一般環境用の新型集塵機CGU-250-FBを2024年5月より販売を開始いたしました。従来機SK-250ATと比較して、フィルタ容量、最大静圧がアップし、フィルタ目詰まりに強い製品となっています。
今回はフィルタの目詰まりやそれに伴う吸引力の低下について、比較検証を行った際の資料をご紹介いたします。
※ SK-250ATは生産終了しています。
2. 仕様比較ついて
CGU-250の1次フィルタ容量は、SK-250ATの約2.6倍!!
フィルタ容量1リッターあたりの単価は約40%ダウン!!
フィルタの交換頻度が少なくなり、ランニングコストダウンが見込めます。
また、本体定価も従来より約20%ダウンし、イニシャルコストダウンも見込めます。
次項より、実際の検証方法と結果についてご紹介いたします。
3.測定方法について
定量の粉体を供給機を用いて吸引口へ投入を行いました。
入口風速3.4m/sec(配管内風速5m/sec)をフィルタ目詰まり状態とし、各型式毎の粉体投入可能量を比較した。(等間隔で入口風速を測定)
投入粉体:関東ローム JIS試験用粉体1の7種
粉体投入量:毎分約8g
4.測定結果①:CGU-250-FB
初期風速:9.71m/sec
粉体投入量:480g
5.測定結果②:SK-250AT
初期風速:10m/sec
粉体投入量:272g
6.結果の比較