【CHPシリーズ】
レーザー加工用集塵機 大容量型
レーザー加工用集塵機 CHPシリーズは、粘着性の高いヒュームや多量の粉塵が発生し、通常の集塵機ではフィルタ目詰まりが起きやすい使用環境でも、長時間吸引力が低下せずに使用することができます。CBA-750/1000/1500と比べて、集塵容量や塵落とし機能を強化しており、粉塵が多量に発生するレーザーマーキング工程やレーザー剥離工程に適しています。
集塵機の構造と特長
① 1次フィルタ
剥離性の高いテフロン微孔膜フィルタを採用しており、払落としによるクリーニング効果を最大限に発揮できます。
■独自の巻き上げ機構により、ゼオライトをプリコート
捕集効率が0.5μ99.99%以上のフィルタにゼオライトをプリコートすることで、レーザー加工で発生したヒュームや微粒子を吸着・捕集します。吸引ブロアにより、吸引された空気中のヒュームや微粉塵は、ゼオライト吹き上げ口から舞い上がり、同時にゼオライトを巻き上げながらフィルタに積層させます。
■塵落とし機能(パルス式)
独自の連続パルスエアー(圧縮空気)洗浄機能を採用しております。パルス洗浄のインターバルタイムを変更することができます。
② 活性炭BOX
脱臭用活性炭BOXを標準装備しています。
簡単な1次フィルタ室の取り外し機構
左右のパッチン錠を外し正面の蓋を開けると、スロープに早変わり。1次フィルタ室左右のレバーを引き下ろし、スロープ上を転がして取り外せます。
用途例
レーザークリーニング
レーザークリーニング、パターニング工程で発生するヒュームや微粉塵を吸引します。
段ボール、箱への印字工程
段ボールや紙箱のレーザー印字、剥離工程時に発生する、ヒュームや紙粉を吸引します。
レーザートリミング
自動車内装部品のトリミング工程で発生する、ヒュームや臭いを吸引します。
集塵機の操作と制御
AT3パネル
集塵機の操作や状態確認ができるパネルを搭載しています。従来のATパネルから進化し、各種圧力やブロア温度・回転数など、確認できる情報が充実しています。
また、別売のリモートケーブル(型式:MT-173-8)を使用することで、運転ON/OFFが遠隔操作でき、出力信号を取り出すことができます。さらに、別売オプションでイーサネット通信やRS-485通信への対応も可能となりました。
製品一覧
CHP-1200AT3-ACC
出力 | 1200W |
電圧 | 200V単相(50/60Hz) |
定格電流 | 11.0A |
最大風量 | 5.5㎥/min |
最大静圧 | 13.5kPa |
騒音値 | 54 - 65dB |
吸込口サイズ |
φ100 |
オプション対応 | - |
質量 | 130.0kg |
本体寸法(D×W×H) | 614mm × 617mm × 1352mm |
電源コード | 3m |
CHP-1600AT3
出力 | 1200W |
電圧 | 200V単相(50/60Hz) |
定格電流 | 15.0A |
最大風量 | 7.0㎥/min |
最大静圧 | 9.5kPa |
騒音値 | 63 - 69.5dB |
吸込口サイズ |
φ100 |
オプション対応 | - |
質量 | 160.0kg |
本体寸法(D×W×H) | 680mm × 620mm × 1515mm |
電源コード | 3m |
※騒音値は、吸込み口にホースを接続した状態で、本体より1m離れた任意の点でAスケール(dBA)で測定した値です。